梅雨の晴れ間に天体撮影ー北アメリカ星雲ー
こんにちは
名取天文台のはたけです。
梅雨時でなかなか撮影できない日々が続いていますが、先日晴れ間に恵まれて天体撮影ができました!
※撮影の合間にオンライン観望会の配信テストも行いました。
今回撮影したのは、北アメリカ星雲・干潟星雲・亜鈴状星雲・M57などなど...です。
今回はそのうちの北アメリカ星雲をご紹介します。
私は下の写真のように見えるんですが、皆さんはどうでしょうかね?
この北アメリカ星雲は、夏の大三角を構成する星の1つであるデネブの近くにある星雲です。
夏の大三角は街中でもよく見えますが、北アメリカ星雲は町明かりにかき消されてしまうため見ることはできません。
今回の写真も街中からの撮影ではあるものの、カメラと望遠鏡、そして画像処理によって星雲の姿を炙り出してみました。
肉眼では見えないけれど、たしかに存在している宇宙の姿を見ることができる点が、天体観測の楽しみの1つだと考えています。
そんな宇宙の姿をこれからもブログでご紹介していきたいと考えていますので、お楽しみに!
ー撮影に関してー
町明かりの中からの撮影だったので今度は暗い空で撮りたいですね!
梅雨明けが待ち遠しいです。
あとフラットがその場で撮れるようにトレース板を買うか検討中。
ー最後にお知らせー
名取天文台では、実際に撮影した天体写真を使ったVRプラネタリウムをオンラインSHOPで販売しています。
無料公開動画もありますので、もしよかったらオンラインSHOPを覗いてみてください!